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2008年04月13日

『ノーバディーズ・パーフェクト』最終日

『ノーバディーズ・パーフェクト~完璧な親なんていない』もついに最終日を迎えました。
毎回体調不良などによる欠席者が出ていたのですが、
今日初めて全員の顔が揃いました。
最後のテーマは『私時間の作り方』です。
私達は母である前に1人の人間です。これはなくてはならないテーマですね。

まず最初に、夢のようなお話。
『もし一日自由な時間と3万円あったら何をしますか・・・・?』
答える皆さんのお顔のイキイキとしていること!
自分の心身のケア、文化的な時間を過ごす、ぼーっとする。
皆、欲している事は似ているんですね~。

そしてそれぞれが、実際の一日の過ごし方を図で発表しました。
子どもの世話と家事で追われている日々、皆、苦心して自分の時間を捻出しています。
自分の参考になるような過ごし方を発見した人もいたようです。

次に『家事で毎日しなけらばならない事・しなくてもいい事』を
各自が書き出して貼っていきました。
『ノーバディーズ・パーフェクト』最終日

自分はこれを毎日しなくては気がすまないけどあの人は違うんだ!
などと、驚きの発見が続出でした。
自身のやり方を見直すとてもいい機会でした。

『ストレス解消法』の発表では、
似たような意見もあれば、とびきり個性的なものもあって盛り上がりました。
皆、こうやって発散して何とかやってきてるんですね。

この講座では常に『体験サイクル』というものを意識してやってきました。
自分の身に起こったこと、或いは
講座で誰かが話していた事を聞くといった『体験』から始まります。
小さな『体験』をそのまま流して終らない、このプログラムの素晴しい一面です。

何かを『体験』して
 ↓
何が起きたかを『認識』して
 ↓
この体験をして自分について何が分かったか『関連付け』をして
 ↓
これからどうするのか『応用』につなげる
 ↓
そしてまた新たな『体験』・・・

そして最後のまとめもこの体験サイクルに沿ったものでした。
『このグループでどんな体験をし、どんな事を感じ、どう生かして行きたいか』
みなさん、熱くあふれる思いを語って下さいました。
その根底には『決してこの講座を無駄にはしない!』という意気込みと感動があったのではないでしょうか。

******************************

6回の講座をつたない文章で綴ってきましたが、
このプログラムの素晴しさをどれだけ伝えられたか、甚だ不安です。
受講生主体の、同じ内容は決してありえない講座。
価値観の違う者同士がお互いを尊重しあい、
自分にとって必要な価値観を新たに身につける。
そしてかけがえのない仲間。
その魅力を表現する言葉はたくさん浮かぶけれど、
受講生の1人が使った表現が一番ではないかと思います。
『生きた講座』
うわべだけの勉強で終らない、血の通った講座という意味です。

この講座を開催するまでは本当に大変でした。
たくさんの壁にぶつかって諦めかけたことが何度もありました。
でも、多くの方々に支えられて最後までやりとおす事が出来たのです。
この場をお借りして、お礼を申し上げます。
お忙しい中ファシリテーターを快く引き受けてくださったひろみさん。
安心して保育をお任せできた、保育サポーターと学生ボランティアの方々。
テキストを貸してくださった那覇市こどもみらい部さま。
積極的に参加してくださった受講生の皆さん。
このプログラムに出会わせてくれ、実現に向けて力を貸してくださったKさん。
そして、あらゆる場面で協力してくれたパートナーに、
こころから・・・ありがとうございました。
小さな子どもを抱えていても臨機応変に動いてくださったスタッフの皆さん、
本当にお疲れ様でした。

全員で記念撮影~ぱちり!
『ノーバディーズ・パーフェクト』最終日

 (以上、スタッフ・ふみのすけでした!)


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Posted by papa mama クラブ at 01:22│Comments(0)講座
 
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